終活は、迷惑をかけない終わり方の準備である。
終活は、人生の一部です。「家族や残される大切な人に迷惑をかけたくない」そんな思いで終活を始められる方が多く、より自分らしく、よい良い人生のための準備です。
ライフサポート協会では、終活項目10項に従って,頭も体も元気なうちに、後悔の少ない人生の締めくくりを真剣に考え、取り組むお手伝いをしています。
1.「終活」の取り組み
後悔の少ない人生の締めくくりを目的として活動を始められる方が増えています。
大切な家族に迷惑をかけない終わり方の準備をされるのです。
また、自分の心の整理をしながら、死を恐れずに豊かな人生を送りましょう。
2.不要なモノを処分・整理する
遺族が処分に困るものワースト5
1.写真
2.布団
3.本
4.コレクション
5.衣類
自分にとって大切なものが残された家族にとっても本当に必要な物なのか確認しましょう。
割り切って持ち物を減らし、何を捨てて何を残すかよく考える習慣をもつことが大事です。
3.財産情報を把握する
財産の整理をきちんとしておきましょう。
自分自身の財産の把握と共に家族にも情報を伝えておくことが大切です。
管理表等を作り、保管することで多くのメリットがあります。
4.エンディングノートを書く
大切な家族に迷惑をかけないように自分の意思をはっきり伝える手段としてエンディングノートを準備しましょう。自分の人生に向かい合い無理のないまとめをしておくことが大切です。
いざという時、自分の言葉の代わりになるエンディングノート。残された家族へ感謝の気持を込めることも大事なポイントとなります。
5.老い仕度、死に仕度をする
誰しも迎える老い。「もしも」の事態を想定して備えをしておくことが大切です。
延命・終末期医療の意思表示など具体的に決めておくとよいでしょう。
安心して終わりを迎えるためには「自分の意思」をしっかり伝えておくことが大事です。
6.要介護になったときの準備を始める
介護保険制度や介護サービス施設について事前に知っておくだけで、老後の暮らし方や住まい方のシミュレーションができます。
いざと言うときに慌てないように準備しておきましょう。
7.供養スタイルを検討する
自分にふさわしい供養スタイルを探しましょう。
条件や価値観を重視し、家族や親戚と相談しましょう。自然葬なのか永代供養なのか、自分に合った方法を決めておきましょう。
8.自分の葬儀を検討する
型式やしきたりにこだわらない場合は自分のスタイルを決めておくとよいでしょう。
葬儀の手順や費用など、葬儀に対する自分自身の葬儀をシミュレーションをし、家族と話し合い決めておきましょう。
9.死後に必要な事務手続きを把握する
自分が亡くなった後、残された家族は諸手続きが多岐にわたります。少しでも家族の負担を小さくするために、諸手続きのポイントなどは専門家を活用し、知っておくとよいでしょう。
10.「終活」を総仕上げする
自分自身と真剣に向き合えるようになった時「遺書」の作成をするとよいでしょう。
終活のしめくくりは「やりたいこと」、「やるべきこと」をもう一度見つめなおすことでもあります。